令和4年度(2022年度)に実施した活動

【令和4年度総会】

※報告は『日点協通信』第231号(2022年6月)に掲載

日時:令和4年5月21日(土)午後1時15分~3時15分
場所:名古屋都市センター(愛知県名古屋市中区金山町1丁目1番1号 金山南ビル)
3年ぶりの対面での総会、会場参加14名(うち5名が地元愛知県内から)。
議長:藤下直美(愛知県)
議事録署名人:森幸久・松川なをみ
資格審査員:佐藤幸子


<資格審査>
会員総数223名、出席者178名(会場参加14名、委任状提出者70名、書面議決書提出者94名)で、出席者は会員の半数以上であり、本総会は有効に成立。
書面議決書はすべての議案に賛成。
<第1号議案> 令和3年度事業報告および収支決算報告について
令和3年度事業報告について森理事長より説明。コロナ禍のために集まっての研修会はできなかったが、配信による研修会や通信講座形式でのチャレンジ講習会実施など、できることを探りながらの活動となった、2年ぶりに対策本の製作ができた、理事会をLINEグループ通話で毎月行った、などが報告された。
収支決算報告について会計の松山理事より説明。研修会が配信によって実施されたので参加者が増え収入も増えたこと、などが報告された。
<監査報告>
鈴木監事、三宅監事が欠席のため、上野理事が代読。すべてが適正であったと報告された。
採決:満場一致で第1号議案は原案通り可決承認。
<第2号議案> 令和4年度事業計画案および収支予算案について
令和4年度事業計画案について森理事長から説明。
収支予算案について会計の松山理事から説明。
採決:いくつかの質疑応答のあと採決がなされ、第2号議案は原案通り可決承認。
<第3号議案> 役員選任について
役員候補の名前を森理事長から発表。
採決:全員の賛成を得、理事・監事が決定。
<理事会の開催・総会の休憩>
新理事による理事会が開催され代表理事を選出。
総会は10分間の休憩。
<議事の再開>
森理事長により新理事のおもな役割が発表された。
理事長 上野夛美子、副理事長 森幸久、事務局 佐藤幸子、会計 松山由起、対策本担当 伊藤邦子、機関誌担当 曽根純子、ホームページ・ML担当 東秀樹
<第4号議案> 事務所移転に伴う定款変更について
森理事長から説明。今まで日視連のご厚意で事務所を置かせていただいていたが、新しく事務所を探して移転することになった。
バーチャルオフィスを運営している株式会社カスタマープラスという会社と契約し、新住所は東京都新宿区新宿7丁目。
採決:全員異議がないものと認めて第4号議案は原案通り可決決定。
<新しくなった定款>
第1章 総則
(事務所)
第2条 この法人は、主たる事務所を東京都新宿区に置く。
<議長解任> 
議案の審議は終了し総会は終了。



【協会事務所の移転について】
<新しい事務所>
住所:〒160-0022 東京都新宿区新宿7丁目12番1号 新宿平和ビル1階 特定非営利活動法人 日本点字技能師協会
FAX番号:03-6856-2861
<運営会社について>
運営会社は「株式会社カスタマープラス」。東京都内で11か所のバーチャルオフィスを運営している。選んだ理由は、自社所有のビルが多いので賃貸で運営している会社より安定しているだろうということ、料金体系がわかりやすいということ。
<契約内容>
住所利用、郵便物転送、FAX転送の3つのサービスが含まれるプランで、年額57,619円。
住所利用:上記の住所で登記することができる。
郵便物転送:郵便物は毎週金曜日に登録している転送先(事務局・佐藤幸子宅)へ送られる。基本的には無料。
FAX転送:受信したFAXは登録しているメールアドレスにPDFの添付ファイルで転送される。




【春の研修会】

※レジメは『日点協通信』第231号(2022年6月)に掲載

総会に引き続き「春の研修会」を開催。
日時:令和4年5月21日(土)午後3時30分~4時30分
場所:名古屋都市センター(愛知県名古屋市中区金山町1丁目1番1号 金山南ビル)
タイトル:「点字は読みよく書きよく分かりよく ~多くの人々のために、鳥居篤治郎先生からの伝言」
講師:加藤俊和氏
会場参加者:13名
研修会を収録した動画配信も実施(会員は申し込みの必要なく「通信」に掲載されるサイトにアクセスして視聴できる)
9月30日まで公開。




【点字技能師チャレンジ講習会(通信講座)】

※報告は『日点協通信』第235号(2022年10月)、第236号(11月)、第237号(12月)に掲載

これから点字技能検定試験を受ける方のための講習会を、自宅で学習する通信講座形式にて実施。
主催:日本点字技能師協会
参加費:4,000円(資料代を含む)
学習用パッケージ送付:8月下旬
学習方法:学習用パッケージに入っている教材を使って、自宅で自分のペースで学習。
送付する教材:音声CD(4講座を録音したもの)、それぞれの資料(墨字印刷物または点字印刷物)、模擬試験問題と解答。
使用テキスト:『点字技能検定試験の対策 過去問題(第21回)の正答と解説』(日本点字技能師協会発行)。点字版はロゴス点字図書館で販売。
模擬試験:ひと通り講義を聴いて学習したあとに、時間をきちんと計りながら、何も見ないで模擬試験問題に取り組む。答え合わせをして今後の学習の参考にする。
模擬試験問題原文:墨字使用者には墨字印刷物、点字使用者には朗読した音声を音楽CDに収録したもの、盲ろうの方には表記法に従っていない点字で書かれた点字印刷物で提供。
受講者:全国から92名。うち点字使用者20名、うち盲ろう者1名。模擬試験の時の器具は、点字器が3分の2、点字タイプライターが3分の1。
講義内容と講師:
・実技試験の傾向と対策(約2時間)、模擬試験の解説(約1時間)。講師 上野夛美子氏(兵庫県立視覚特別支援学校非常勤講師、日点協理事長)
・国語・文法・点字表記法についての解説(約2時間)。講師 坂井仁美氏(全国高等学校長協会入試点訳事業部、愛知県立名古屋盲学校非常勤講師)
・視覚障害者の福祉・教育・情報環境・職業など学科試験の傾向と対策(約2時間)。講師 丸谷賢司氏(大阪府立大阪南視覚支援学校理療科教諭)




【スキルアップ講習会】

※講習1の報告は『日点協通信』第239号(2023年2月)に掲載
 講習2の報告は『日点協通信』第237号(2022年12月)に掲載


日時:令和4年(2022年)10月23日(日)11時~16時30分
会場:すみだ産業会館会議室3(東京都墨田区江東橋 3-9-10)
参加費:1,500円(会員以外の方は3,000円)
東京の会場に来て受講するコースと、後日配信される動画を見て受講するコースの2コースで実施。
講習1「本間一夫は図書館人? それとも社会福祉実践家??」 講師 立花明彦(たちばな あけひこ)氏(日本点字図書館館長)
講習2「UEB再考~基本原理をおさえ墨字直結主義を味わう」 講師 福井哲也氏(日本ライトハウス点字情報技術センター顧問)
動画配信:11月21日~1月31日
参加者:会場23名、後日配信93名




【『日点協通信』誌上学習会】

※『日点協通信』第238号(2023年1月)に掲載

2022年10月に東京で開催したスキルアップ講習会での福井哲也氏「UEB再考~基本原理をおさえ墨字直結主義を味わう~」の講義の続編。
事前に出題されていたクイズを文章でゆっくり解説。
タイトル:「UEBびっくりクイズ」
講師:福井哲也氏(日本ライトハウス点字情報技術センター顧問)




【冬の研修会】

※報告は『日点協通信』第241号(2023年4月)に掲載

「当日Zoomで参加するコース」と、「後日動画を配信するコース」の2コースで実施。
Zoom配信日時:2023年2月19日(日)14時~16時
テーマ:BESXの使い方第2弾~知って得する便利なBESX活用術
講師:石川龍海氏(視覚障害者総合支援センターちば 点字指導員)
参加費:どちらのコースも1,000円(会員以外の方は2,000円)
動画配信:3月1日~4月30日
受講者:Zoomで参加25名(うち点字7名)、後日配信で受講150名(うち点字使用者13名)



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