令和3年度に実施した活動

【令和3年度総会】

※報告は『日点協通信』第220号(令和3年7月)に掲載

5月に福岡市で総会を開催する予定でしたが、コロナウイルス感染拡大の状況が収まらず延期に。
状況が少し収まった7月4日(日)に名古屋ライトハウス情報文化センター会議室で総会を開催。
会場には理事3名が集まり、他の正会員は書面議決書提出という形で参加。

議長:石川理事
議事録署名人:森理事長、佐藤理事
資格審査人:佐藤理事
<資格審査>
会員総数224名、出席者171名(うち書面議決書168名)。会員の半数以上の出席があり本総会は成立。
なお、書面議決書はすべて議案に賛成。
<第1号議案> 令和2年度事業報告および収支決算報告の承認について
佐藤事務局より令和2年度事業報告。
会計担当・松山理事から収支決算報告(森理事長が代読)。
<監査報告>
鈴木監事、三宅監事からの監査報告を森理事長が代読。事業報告書並びに収支決算書に問題がなかったとの報告。
採決:満場一致で第1号議案は原案通り可決承認。
<第2号議案> 令和3年度事業計画および収支予算について
佐藤事務局より令和3年度事業計画について説明。
会計担当・松山理事より新年度収支予算の提案(森理事長代読)。
採決:満場一致で第2号議案は原案通り可決承認。
<第3号議案> 事務所に関する定款変更
森理事長が当法人事務所に関する定款を変更したい旨を説明。
住所の中の「日本盲人福祉センター」 → 「日本視覚障害者センター」に変更
採決:満場一致で第3号議案は原案通り可決承認。
<議長解任> 総会提出の議案審議はすべて終了し、議長の任は解かれ、総会は終了しました。




【春の研修会】

例年は総会とセットで開かれる春の研修会ですが今年はYouTubeでの配信という形で実施。
収録:7月4日(日)名古屋市にて
配信:「通信」第221号(令和3年8月)に動画を視聴できるアドレスを掲載。10月31日まで公開。無料。
レジメ:「通信」第221号に掲載。
タイトル:「わたしの点訳指導」
講師:長江まゆみ氏
資料:長江まゆみ氏著「間違い指摘問題・解答」。希望者にはBESデータをメールで送信。




【2021年度日本郵便年賀寄付金助成事業「点字技能師チャレンジ講習会通信講座」】

※報告は「日点協通信」第222号・223号・224号(令和3年9月・10月・11月)に掲載

◆概要
主催:日本点字技能師協会
参加費:4,000円(資料代を含む)
定員:なし
学習用パッケージ送付:8月下旬
使用テキスト:『点字技能検定試験の対策 過去問題(第20回)の正答と解説』(日本点字技能師協会発行)
参考テキスト:『日本点字表記法 2018年版』(日本点字委員会発行)
模擬試験:各自で時間を計りながら実施。解答を見て自分で答え合わせをし、間違ったところを復習する。パソコンではなく点字器か点字タイプライターで解答を書く。問題原文の音声版は録音テープと一般CDの2種類から選ぶ。
◆受講者
受講者数 106名(北は北海道から南は沖縄県まで)、そのうち点字使用者23名。
模擬試験での音源の希望は全員がCD希望。
模擬試験での使用器具は点字器が7割、点字タイプライターが3割。
◆講義1:実技試験の傾向と対策
レジメ「点字技能検定試験受験に向けて~実技試験を中心に」
講師:上野 多美子氏(兵庫県立視覚特別支援学校非常勤講師、日点協副理事長)
◆講義2:国語文法
レジメ「国語に関する内容~文法と言語に関する事項を中心に」
講師:坂井 仁美氏(全国高等学校長協会入試点訳事業部・愛知県立名古屋盲学校非常勤講師)
◆講義3:学科試験の傾向と対策
レジメ「障害者福祉、視覚障害者福祉&教育を楽しく、分かりやすく!~点字技能師学科試験問題に向けて」
講師:野々村 好三氏(京都ライトハウス情報ステーション点字製作担当)
◆講義4:模擬試験の解説
講師:上野 多美子氏




【2021年度日本郵便年賀寄付金助成事業「スキルアップ講習会」】

※報告は「日点協通信」第223号・224号・225号(令和3年10月・11月・12月)に掲載

コロナウイルス感染拡大により会場に集まっての講習会ではなく、動画配信という形で実施。
参加費:3講座セットで2,000円(会員以外の方は3,000円)
申込み受付:8月10日~9月20日。メールで受け付け。参加費入金確認できた方に個別に動画を視聴できるアドレスをメールで送信。
動画公開期間:10月31日まで
参加者:68名(うち会員以外の方が42名)
≪講習内容≫
講習1「東京パラリンピックを楽しもう!」 講師:新居 平康氏(日本ゴールボール協会)
講習2「点字で学ぶ算数・数学を考える ~点字の新表記と点字の特性を中心に」 講師:内田智也氏(筑波大学附属視覚特別支援学校教諭)
講習3「触ってわかりやすい試験問題の点訳」 講師:坂井仁美氏(全国高等学校長協会入試点訳事業部、愛知県立名古屋盲学校非常勤講師)




【新宿NPOネットワーク主催の「市民とNPOの交流サロン」で日点協の紹介】

※報告は「日点協通信」第226号(令和4年1月)に掲載

日時:令和3年12月9日19時~21時
テーマ:日点協の紹介~一人でも多くの方へ知っていただくために~
講師:石川 龍海理事
場所:新宿NPO協働推進センター(新宿区高田馬場)
「市民とNPOの交流サロン」からお誘いを受け、石川龍海理事が講演。
このサロンは新宿区近隣で活躍しているNPOや社会貢献活動を行っている団体を広く知っていただく場として毎月開かれており、通常はセンターに集まって開かれていますが、コロナ禍で今回はZoom配信で。 日点協の活動、点字のこと、視覚障害者の生活のことなど話し、会場参加の協議会役員の方々からの質問にも答えました。点字をすらすらと読み、最新機器も使いこなす石川理事の講演は視覚障害のことを知らない方々にとって参考になったのではないかと思います。




【「日点協通信」誌上学習会】

『日点協通信』第226号(令和4年1月)誌上で実施。

タイトル:「視覚障がい者も楽しめる競技かるたの実現を目指して」
講師:南沢 創(みなみさわ はじめ)氏
カルタへの点字の付け方やカルタを並べる台などの道具の改良を重ねながら、文学として和歌に親しむ楽しさと、スピードを競う競技としてのカルタの楽しみも追及している点字付きカルタの世界を解説してくださいました。まだまだ進化を続ける点字付きカルタです。




【冬の研修会】

※報告は「日点協通信」第228号(令和4年3月)に掲載

コロナウイルス感染拡大がまだ収まらないので、Zoomによるオンライン講習会という形で実施。
また、後日動画の配信を受けて参加するコースも設け、申込時に「当日のZoom参加コース」と「後日に動画配信コース」の2コースから選択するという方式に。
テーマ:BESXの便利な使い方
講師:塚越祐輔氏、石川龍海氏(視覚障碍者総合支援センターちば)
定員:Zoom参加コース 40名、後日に動画配信コース 定員なし
参加費:どちらのコースも1,000円(会員以外の方は2,000円)
Zoom配信日時:令和4年2月19日(土)午後2時~4時
動画配信期間:参加費入金確認後、動画を視聴できるアドレスを個別にお知らせ。公開期間は4月30日まで。
参加者:Zoom参加 16名(そのうち会員以外の方3名)、動画配信参加 145名(そのうち会員以外の方102名)

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